温冷熱治療装置(特許第5938781号)

沿革

•2008年10月 伊豆代替医療センター長関朗先生と会う

•2008年11月 セキ・キュア・アソシエイトの前身の団体設立

•2009年05月 東京都大井町にてREDOX療法セミナー開催

•2010年02月 REDOX療法のDVD製作

•2010年03月 関朗先生発病、腎臓透析開始

•2010年07月 東京ソアラクリニックの内装設計委託業務(SUPERSUB)の締結

•2010年09月 関朗先生死去、遺言の言葉により温冷熱刺激療法の研究開始

•2010年12月 LOHHAS JAPAN 株式会社設立

•2011年04月 東京ソアラクリニック開院 福田智信院長

•2011年05年 弊社高橋副社長夫人乳がん・肺がんステージ4温熱治療開始

•2011年06月 高橋さんの治療結果、肺がんは消え、乳癌の縮小(壊死)を確認、摘出手術が可能と診断

•2011年12月 温冷熱刺激療法を特許出願(特願2011-290490)

•2014年05月 弊社栗原弘行会長死去

•2016年05月 温冷熱治療装置(特許第5938781号)登録

温冷熱刺激療法

 

•温冷熱治療装置(特許第5938781号)に身体を胸まで浸漬させ、体温を外部からの制御により、目標値(+2℃)まで上昇させた後、短い時間で安全に体温を降温することで、体温の昇温・降温を無理なく繰り返し行う療法です。

•風邪を引いたときに発熱する生体反応を、温冷熱治療装置を使い擬似反応を作り上げることになります。

•体温を2℃上げたり、下げたりすることにより、生体に与える温(+)のエネルギーと冷(-)のエネルギーを刺激と捉え、生体の治癒力を引き出す療法です。

成長ホルモンの発現誘導

•温冷熱刺激療法により成長ホルモンの発現が誘導されます

 

 

自律神経のコントロール
 
•健康予防の研究から自律神経・内分泌系・免疫系の恒常性をコントロールし罹病にならない体を保つ
温冷熱刺激療法の体温コントロール
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Hsp(熱ショックタンパク質)の発現
 
•温冷熱刺激療法により発現されたHsp(熱ショツクタンパク質)が悪性腫瘍等に目印を付け樹状細胞やマクロファージ、Bリンパ球、Tリンパ球、NK細胞の働きを補佐します。
温冷熱刺激療法がん予防のメカニズム
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

はじめに

 

 現在、2人に1人が癌になり、3人に1人が癌で命を落とすのが、今の日本の実情です。

 ある学会を束ねている医師は、「残念ながら、正直なところ20年前に治せなかった癌は、今も治せない」といっています。

現在の癌治療の三本柱の手術・化学療法・放射線療法では、限界があることがはっきりしています。こうした状況を何とか打破し、直る人はより確実に治し、転移や再発を防ぎ、進行癌の治療効果をより高めるために温熱療法が注目されるようになりました。

 温熱療法は、癌の病巣を加温する治療法です。

 癌の細胞が熱に弱いことは昔から知られていて、癌患者が感染症などにより生死の境をさまようほどの高熱を出した後、癌が治ることがあったからです。

 熱で癌が治ることは、インドやヨーロッパでは2000年も前から知られています。

 現在の温熱療法の発想の原点とも言われているのが、ドイツのブッシュという医師が1866年に記述した症例です。

患者の癌の一種である肉腫が、丹毒という病気による2回の発熱で治ったと報告したのです。それ以前にも天然痘や結核、マラリアなどで高熱が5~6日続いた後、癌が消えていたという例が報告されています。このことにより、ブッシュは体温の上昇によって癌細胞だけを殺すことができるかもしれないと提案したのです。

 こうして温熱療法は、正常細胞が、44℃までの体温上昇に耐えられ、癌細胞は、42.5℃で死滅するという特性を利用しているのです。

 

福田稔・安保徹理論との出会い

 

 我々は、「未来免疫学」インターメディカル1997年を出版した免疫学学者安保徹先生と出会うこととなります。

 新理論「体温免疫学」の発表により、体温と免疫の重要な関係を知ることとなったのです。

 この理論を証明するために、2007年機器メーカ(株)サーモビジョン(安保徹先生が命名)が2年余りの時間を掛けて浸漬型体温誘導装置「さくら」を開発しました。

 伊豆修善寺にあった関外科胃腸科医院の伊豆予防・代替医療センター故関朗センター長により、2000回に及ぶ「さくら」での施術によって、生命体の体温の上昇による体内のメカニズムが血液データやレントゲン等により少しずつ解明されていきました。

 癌患者への施術等において「体温免疫力」が効果有りと判断できる結果を多く残して下さったのが故関朗先生で、福田・安保理論を証明した臨床医です。

 2010年の関朗先生の死去により、酸化還元療法として行われた癌治療を完成させるために考案されたのが、温冷熱刺激療法です。

 温熱療法のひとつとして、首から下をお湯に浸漬させることにより、お湯を加温して浸漬部の体温を上昇させる療法だった酸化還元療法を外部から、加温だけでなく降温も制御コントロールして、今までできなかった生体の体温コントロールを可能にした療法が温冷熱刺激療法です。

 

ヒート・ショック・プロティン

 

 最近、抗がん剤が、癌の成長や転移、周囲の組織に食い込む浸潤などを促進している場合があることが分かってきました。

がん細胞の中のNF-kB(NFカッパービー)という細胞が分裂するときに遺伝子をコピーする因子が活性化して、抗がん剤が効かなくなり癌細胞の増殖までも活発にし、転移や浸潤を起こすようになります。しかし、温熱療法を行うと、体内で「ヒート・ショック・プロティン」(HSP・熱ショックタンパク)という特殊タンパクが生み出されます。その中でもHSP70と呼ばれるタンパクがNF-kBの活性化を阻止することが分かりました。温熱療法とNF-kBを活性化するタイプの抗がん剤を併用すると、抗がん剤の効果が100%発揮できるのです。

 既存の1800もの薬の中にHSP70を作る作用が一番高いものに胃薬の「セルベックス」があります。温熱療法とこのセルベックスを併用することにより、もっと多くのHSP70を作ることができるのではと研究が始まり、実際に効果が確認されています。 又、HSP70は、免疫を活性化する作用があります。

 

免疫

 

 免疫は、病原菌やウィルスなどの外敵から体を守り、癌などの異常を起こした細胞を体から排除する仕組みです。

 この免疫システムが少しでも狂うと自分の体を自ら攻撃してしまい、リウマチや自己免疫疾患を作ります。花粉症や、気管支喘息などのアレルギー病などです。

 免疫を担当する細胞には、樹状細胞やマクロファージ、B細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)などが有ります。

 樹状細胞やマクロファージは、抗原提示細胞と言われ「あれが敵だ」と免疫細胞に攻撃目標を教えます。中でも樹状細胞は、抗原提示能力が高く、ウィルスや細胞を取り込んで分解し、その抗原(目印)を他の免疫担当細胞に教えるのが役割です。

 癌細胞も、抗原(目印)があり、樹状細胞はこの癌細胞を取り込んで分解し、その中から癌抗原を拾い出して「これが攻撃目印だ」と掲げて見せるのです。この樹状細胞の合図によって働き出すのが、抗体を作り出し、敵を攻撃するB細胞やT細胞というリンパ球です。

 T細胞は、ヘルパーT細胞という免疫系の司令塔が活発に働き始めることにより、その刺激でキラーT細胞(細胞傷害性T細胞・CTL)が目覚め、教えられた目印ついた癌細胞を標的に攻撃を始めます。

 NK細胞は体内をパトロールし、異常な細胞があれば即座に攻撃するリンパ球です。抗原提示がなくても、生まれつき異物を殺傷する能力があるので、ナチュラルキラーと呼ばれています。免疫システムをスタートさせる時に欠かせない、樹状細胞が癌細胞の抗原(目印)をT細胞に教え、攻撃することになります。

 温熱療法は、この免疫システムを強化する効果があるのです。

 癌細胞は、自分の抗原(目印)を隠して免疫系の攻撃を逃れようとします、しかし温熱療法で生み出されるHSP70が、癌細胞の抗原(目印)と結びつき、細胞表面に癌細胞の抗原(目印)を強く発現させる働きがあり、「自分が癌細胞だ」と目印を掲げるのです。

 HSP70は樹状細胞を成熟させ抗原(目印)を教える働きを活発にさせます。体内では、成人で毎日3000~5000個の細胞が異常化して癌細胞が発現します。しかし、免疫が働いているから、全ての人が癌になるわけではありません。こうして、癌の芽を潰しているのが、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。そのためNK細胞の活性が低いと癌になる確率が上がります。

 NK細胞の働きは、ストレスや睡眠不足、不規則な生活や食事などで低下します。

 適度な運動がNK細胞の活性を高めますが、過度の運動は、逆にNK細胞の働きを低下させますから、注意が必要です。癌の標準治療でも免疫が重要な働きをしていることはもちろん、温熱療法が標準治療の効果を高め、免疫力を高める作用があります。

 

免疫細胞療法

 

 治療法の中に免疫細胞療法があります。

 癌患者の体内の癌の病巣から採取したリンパ球を培養活性化させて体内に戻すTIL療法などです。

 2000年代に入り、T細胞の中のまだ幼い「ナイーブT細胞」というリンパ球のほうが癌の殺傷能力高いことが分かりました。まだ敵としての抗原と触れていないT細胞のことですが、樹状細胞から抗原提示を受けると、どんどん増殖してキラーT細胞(細胞傷害性T細胞)やヘルパーT細胞などの免疫担当細胞となり敵を攻撃するようになります。このような敵を攻撃する能力を持ったT細胞をエフェクターT細胞といいます。

 麻疹やオタフクかぜにかかってもキラーT細胞がウィルスを駆除し病気が治ります。その後同じ敵が侵入しても敵の記憶をもとにすぐにT細胞が増殖して攻撃をします。この仕組みが「免疫ができた」と言う状態です。

 タカラバイオ株式会社が開発した、「レトロネクチン」というリンパ球培養試薬がナイーブT細胞を培養できることが分かり、2009年ナイーブT細胞を使った免疫細胞療法として「レトロネクチン誘導Tリンパ球療法」が可能となりました。

 レトロネクチンを入れて培養することにより、ナイーブT細胞をたくさん含むリンパ球が爆発的に増え、10日ほどで数百倍にもなります。

こうして培養し増やしたリンパ球を冷凍保存して治療ごとに患者の体内に点滴で入れる療法です。

 点滴により体内に入った、ナイーブT細胞は、初めて樹状細胞から攻撃目標を教わり免疫担当細胞に成長しながら増殖し、キラーT細胞などになって癌を攻撃するようになります。

 癌細胞は免疫の仕組みを利用して癌を殺戮するキラーT細胞(細胞障害性T細胞)やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの免疫細胞を自滅に追い込んでいます。

 体内の極微量ですが細胞の成熟や増殖を調整するサイトカインという因子があり、その中の「IL-2」「IL-10」「TGFβ」「プロスタグランジンE2」は、免疫の働きを抑える方向に働きます。

 癌細胞の指図で生産されたサイトカインは、骨髄に作用してMDSC(骨髄由来制御細胞)や制御性Tリンパ球などの「抑制系」といわれるリンパ球を生産して蓄積します。

 これらの抑制系細胞は、免疫反応にブレーキをかけるので、免疫の暴走を抑え、リウマチなどの自己免疫病やアレルギーを防いでいます。

 しかし、癌細胞は、この仕組みを悪用して免疫を抑え、患者のキラーT細胞やNK細胞などが癌細胞への攻撃にブレーキをかけ、ついには免疫細胞への自殺(アポトーシス)のスイッチを入れるのです。

 温熱療法は、このような免疫の抑制系の働きを抑え免疫細胞療法をより効果的にする効果が期待できます。

 

温熱療法の効果

 

 温熱療法は、放射線が苦手な部分をカバーして放射線療法の効果を高めることや、癌局所の血流を増やして、抗がん剤の到達量を増やし、抗がん剤の効果をも高めます。

 熱刺激で生まれるヒート・ショック・プロティン(HSP70)が癌の転移や浸潤を促進する因子の働きを抑えることやHSP70は抗がん剤が効かなくなる仕組み(耐性)を部分的に解除してくれます。

 温熱療法により樹状細胞の働きを高めて免疫力を増強するなどいくつもの働きによって、標準治療の効果を高めることができるのです。

悪性リンパ腫には温熱療法がかなり効くといわれています。

 

温冷熱刺激療法

 

 温熱療法には、「局所温熱療法」と全身を加温する「全身温熱療法」がありますが、温冷熱刺激療法はどちらかというと、後者の「全身温熱療法」になります。

 この療法は、温冷熱治療装置(特許第5938781号)に身体を胸まで浸漬させ、体温を外部からの制御により、目標値まで上昇させた後、短い時間で安全に体温を降温することで、体温の昇温・降温を無理なく繰り返し行う療法です。

 風邪を引いたときに発熱する生体反応を、温冷熱治療装置を使い擬似反応を作り上げることになります。

 体温を目標値に上げたり、下げたりすることにより、生体に与える温(+)のエネルギーと冷(-)のエネルギーを刺激と捉え、生体の治癒力 を引き出す友好的な療法で、全身の癌に効果が期待できます。

 麻酔を必要としない全身温熱療法として、標準治療と併用し、転移や再発防止に術後に行うことも効果を期待できます。

 

最後に

 

 癌治療における標準治療に新しい可能性をもたらす温熱療法と免疫細胞療法を標準として併用し、標準治療の効果を最大限に高め、長く持続させることがこれからの癌治療の発展や癌難民を救う大きな手段となることでしょう。

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